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SHIFT vs Arent|ITと建設DX、成長株2社を徹底比較!

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  • 2025年8月10日
  • 読了時間: 4分

SHIFT vs Arent|ITと建設DX、成長株2社を徹底比較!---。 1. 会社概要と事業の特徴。皆さんこんにちは。今日は、IT分野の品質保証大手「SHIFT」と、建設業界のDX推進企業「Arent」、この2社を徹底比較していきます。まずは両社の事業概要から見ていきましょう。。SHIFTは、ソフトウェアの品質保証を中心に、開発から運用までワンストップでサービスを提供する会社です。皆さんの身の回りのアプリやシステム、その多くは完成前に「テスト工程」を経ていますが、このテストを専門的に行う会社は実は少ないんです。SHIFTは、豊富な実績と、未経験者を短期間で即戦力に育てる教育システムを武器に、この分野で存在感を高めています。顧客は金融、製造、小売、公共など幅広く、案件規模も年々大型化しています。さらに、単なるテスト会社にとどまらず、上流のコンサルティングから下流の運用まで事業領域を拡大し、「DXのパートナー」としての地位を固めつつあります。。一方、Arentは建設業界のDX化を推進する企業です。建設市場は74兆円という巨大な規模を誇りますが、生産性は製造業の半分以下と言われ、非効率な業務プロセスが残っています。Arentは、BIM(Building Information Modeling)やSaaSを活用し、この非効率を改善するプロフェッショナル。特に、アジャイル型の共創開発と、自社またはM\&Aで取得したプロダクトの販売を両輪に、サブスクリプション収益を積み上げています。高度な3D技術や数学力を持つエンジニア陣、大手建設会社との共創経験、そして課題発見から事業化までの一貫支援体制が強みです。。つまり、SHIFTはITプロジェクトの品質向上を軸に幅広い業界で活動し、Arentは建設業界というニッチながら巨大な市場でDX化を推進する、という構図になっています。

次に、両社の業績と成長性を見ていきます。。SHIFTは、売上・利益ともに右肩上がりを続けています。3年前の売上は648億円、それが2年前には880億円、前年は1,106億円、そして今年は1,300億円を計画。営業利益も3年前の69億円から前年の105億円へと着実に伸ばし、今年は150億円を見込んでいます。さらに来期以降も二桁成長を続ける見通しで、人材採用や育成に積極投資しています。営業利益率はまだ改善の余地がありますが、案件の大型化と人材供給力の強化で、収益基盤は安定化しています。。Arentは、規模こそSHIFTに比べると小さいものの、利益率の高さが際立ちます。3年前の売上は20億円、前年は40億円、今年は50億円を計画。営業利益は3年前の7億円から前年の16億円へと伸び、営業利益率はなんと42%。高収益体質を維持しています。ただし、来期は売上は伸びても営業利益は微減予想で、既存製品の減損や投資負担が影響します。それでも、プロダクトポートフォリオの拡充やAI活用による高度化で、中長期的な成長余地は大きいです。。成長性で見ると、SHIFTは市場全体のIT化・DX化の波に乗り、案件規模拡大と人材供給で安定成長。Arentは市場自体が未開拓な領域を多く残すため、一気に拡大できるポテンシャルを持っていますが、規模の経済を活かすにはもう一段の事業拡張が必要です。

3. 強みと競合優位性。では、それぞれの強みを整理しましょう。。SHIFTの強みは、圧倒的な品質保証人材ネットワークと、それを短期間で育成できる教育体制。未経験者でも数ヶ月で即戦力にできる仕組みがあるため、人材不足の時代に非常に有利です。また、品質保証だけでなく開発、運用まで一気通貫でカバーすることで、顧客から「長期契約」を取りやすいビジネスモデルになっています。この「長く付き合える顧客基盤」が、売上の安定性と拡大を支えています。。一方、Arentの強みは、他社が参入しづらいニッチ市場に特化した高度な技術力と共創開発モデル。大手建設会社と一緒に課題を発見し、それを解決するプロダクトを開発、さらにそれをサブスクリプションで提供するため、収益が積み上がります。また、M\&Aで取得した製品を改良し、販売ネットワークに乗せることで効率よく事業拡大できる点も優位性です。。つまり、SHIFTは「規模と人材供給力」で勝ち、Arentは「技術とニッチ戦略」で勝負していると言えます。


4. 今後の成長戦略。最後に、両社の今後の成長戦略です。。SHIFTは、品質保証市場でのシェア拡大に加え、上流のコンサル、下流の運用保守まで領域を広げ、DXの総合パートナーになることを目指しています。AI活用や自動化ツールで生産性を上げつつ、M\&Aや業務提携で新分野に進出する計画です。とくにAIによるテスト工程の効率化は、コスト削減と利益率向上に直結します。。Arentは、M\&Aによるプロダクト拡充と、AIブースト戦略を同時展開。既存製品の高度化と直営業による利益率改善を狙います。建設業界では2025年以降BIM義務化や残業規制など法改正が相次ぎ、DX需要が急増するため、追い風を受ける可能性が高いです。また、DX事業とプロダクト事業をアプリ連携型プラットフォームとして統合し、業界全体のデジタル化基盤を握る構想も進んでいます。。両社ともにDX市場の成長を背景に、今後も事業拡大の余地は大きいですが、戦い方は正反対。SHIFTは規模の拡大と人材供給、Arentは技術力とニッチ戦略で差別化を図っていきます。

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